音の事 補足
「心地よい音色」は、人によっては不快な音として、しばしば問題となっています。
現代社会では事件にまで発展したケースなどのニュースもあります。
どの程度まで音が伝わるのが許されるか気になるところです。
大枠では騒音規正法で定められています。
ただし、法律は最低限必要な値を規制しているにとどまるため
これで全てが解決されることはまずありません。
裁判などの法的な措置を除けばですが・・・
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昼間 |
朝夕 |
夜間 |
特に静穏を要する地域 |
45dB |
40dB |
35dB |
さて、音が気になるのは状況によって違います。
下のイラストは音が気にならない目安です。
そういえば、(デシベル)はご存知ですか?
音の大きさを表す単位で人が普通に話すとおおよそ50デシベルくらいです。
(詳しくは、音の単位 デシベルをご覧ください。)
では、スピーカーの音の大きさはどの程度かご存知ですか?
メーカーや音量により異なりますが、80〜100dBと
いわれますので、下の表等を参考にして下さい。
音の補足
人の可聴域(音が聞こえる周波数の幅)は20Hz〜20kHzといわれて
普段耳にするのはこの周波数の音で、この周波数以外の音は
超音波と呼ばれています。
音の大きさ
低音と高音では同じ大きさ(音圧)でも聞こえ方が違います。
人が同じに感じる音の周波数別の曲線をラウドネス曲線といいます。
周波数別の音を合成した(そもそも周波数別に音が分かれて鳴っている
わけではありませんが)音の大きさは、(デシベル)で表示されます
音の遮音性能
音が伝わることを音の伝搬といい、空気伝搬と固体伝搬(壁床天井など
を伝わる)があります。壁があれば当然音は小さくなりますが
これを遮音といいます。この音の小さくなる値は「D値」として示され
例えばピアノを100dBで演奏し、隣の部屋で55dBのケースでは、遮音性能は
D-45(100dB−55dB)で示されます。
音がうるさいと考えられる対象は一戸建てであれば隣の家
マンションであれば隣上下階の住戸が対象と想定されます。
対象となる住宅での居室等の用途によっても気になる音の大きさは異なります。
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